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今年度2001年の東京モーターショーに出展されるIsuzu motor様の
コンセプトカー”ZEN”の車内に畳が4枚敷かれています。

この畳は、当店の森田隆志が今年の8月18日から28日のイギリス滞在中に、
Isuzu様の現地工房で作ってきた畳です。
仕様は、目積表を使用した縁無し畳です。畳の厚みは1センチです。

恐らく、大メーカーが作る車で、ここまで徹底的に”和”にこだわった車は無かったと思います。
是非、実車を幕張でご覧になってください。

フロントグリルは”障子”をイメージして作られたそうです。 サイドウィンドウは”扇子”を開いた時の形をイメージされたそうです。
ステップに竹板が貼ってあります。車内の黒い板が畳の裏板です。 シートも独特の形状で、背面に竹材が貼ってあります。
そして、このシートがコンソール側に倒れて、
車内にフラットな空間を生み出します。
とてもオリジナリティーの高いデザインですね。 ISUZUロゴの下のグリルが”障子”をイメージしています。
コンセプトカーですが、3000ccのエンジンを搭載していて、ちゃんと動くそうです。 真ん中の方が、イギリス滞在中にお世話になった山田様です。
ヨーロッパIsuzuのデザイン責任者です。
山田様の奥様の手料理がとても美味しかったです。
山田様、ごちそうさまでした。
今年の3月に写真左のジェフさんと一緒に当店に来られました。
イギリスIsuzuでの作業風景です。道具を国際郵便で送ったのですが、
トラブルがあり、作業日までに到着しませんでしたので、あり合わせの道具で作業しました。
私の作業風景を撮影してくださったのは、山田様の秘書の方です。
現地でご結婚されている日本人女性の方でした。
足りない道具などを、調達していただきました。
ありがとうございました。
畳表が解れないように、ボンドを縦糸に付けているところです。 思案中
厚み1cmのファイバーボードに畳表を付けました。 畳表をファイバーボードに固定しているところです。
4枚を完成させるのに、1日半かかりました。 包丁は予め送っておいたものです。それ以外の道具は、私が現地に到着してから、色々なところから調達してきたものです。
作業期間中に泊まったB&B(ベッドと朝食付きの宿)です。
建物は何百年も経っているそうです。イギリス滞在中で唯一熟睡できた宿でした。
部屋の内装がとても素晴らしくて、この時に始めてイギリスに来ている実感が湧いてきたました。
私が泊まったB&Bはコッツウオルズcotswoldというところです。
街の建物の外壁の色が黄金色の石が使われていました。
他の地域では赤煉瓦ばっかりなので、とても新鮮で且つきれいでした。
熟睡をさせてくれたベッドです。 最後になりましたが、車内に敷いた光景です。

とても素敵です。
市販されるといいですね!


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